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2010年3月27日 サイエンスカフェ

サイエンスカフェ・mini 「もうすぐ、来る?~地震に対する心構え~」

ポスター <導入編>
今回のミニカフェは「もうすぐ、来る?~地震に対する心構え~」
ということですが、なぜこんな企画をすることにしたのか少し話をしたいと思います。

要はいつ起こってもおかしくないと言われている宮城県沖地震に対して備えておいて身を守ろうと言う話で、人を救うのが目的です。

ですがその前にこんな話を・・・

"「安全」と「安心」、よく似た言葉ですがどう違うのでしょうか。
この二つの言葉は、「安全な場所」や「心から安心した」というように使われます。しかし、それぞれ逆に「心から安全した」とは言いませんし、また、「安心な場所」とはあまり使いません(「安心できる場所」とは言いますが)。
つまり「安全」とは「自分の外から保証されている」ということであって、「安心」とは「安全であることを知ることにより自分の中から保証されている」ということであると言えます。
「日本は安全には気を配るけれども、安心に気を配っていない」といわれる事があります。それはつまり、危険に直面したとき皆さん一人一人が対応策を果たして持ち合わせているのかどうかということではないでしょうか。"

(日本建築学会編 「我が家の地震対策」より)

今科学者側からは緊急地震速報や免震など様々な地震対策が生み出され地震に対する安全性は格段に高まってきています。それを市民の皆様に公開する機会も増えており、防災セミナーなども数多く行われています。
しかし、私はここに一つの疑問を持ちました。
「あれ?技術がすごいのは分かったけど、俺は何すれば良いんだ?」
そう、安心がないんです!そして上述の記事に戻ります。
『危険に直面したとき皆さん一人一人が対応策を果たして持ち合わせているのか』
・・・・・
・・・・・
・・・・・持ってな・い・・・

だったらやろうじゃないか。われわれ学生が!
そんなわけでこのミニカフェの開催に至りました。


<内容編1>

さて、なぜやるのかの次は何をやるのかですね。

今回は地震が発生する瞬間に着目してみました。
皆さんは地震が起きたらどうしますか?
⇒ 答え「机の下に隠れる」
それが大多数の人の答えでしょう。正解です。
しかし、
本当にそれを実行してますか?
地震を感じてもしばし呆然としたまま、
他の人も居たら自分だけ隠れるのは恥ずかしい、
さらに、いつも机があるわけじゃない。

これは実は現実ではできないかもしれない、ある意味机上の空論のような回答なのではないでしょうか?(机だけに)

より現実的に、実際に動く人の視点と気持ちで対策を講じなくてはいけない。どんな対策なら即行動に移れるのか。
家だったら、店だったら、道だったら、どんな対策が正解なのか。

それは実は自分達でなくては分からないものです。だから私たちと一緒に考えましょう。もちろん、地震についての基礎情報や最新の対策技術は我々が調べておくのであらかじめ情報を持っていなくても大丈夫です。むしろ新しい、素直な考えを教えてください。科学者の技術と市民の考えを学生がつなぎます。これこそが最大の科学の飛躍になります。そのためにあなたの力を貸してはもらえませんか?

・・・ヒートアップしてしまいました。
とにかく、皆さんの参加を心待ちにしているということです。


<内容編2>

趣旨をお話しましたが、やり方を話していませんでしたね。

ミニカフェに参加した事のある方はご存知かもしれませんが、ミニカフェではいつものサイエンスカフェよりも参加者同士がお話しする機会を多くとるようにします。また、今回のコンセプトの一つとしてお互いの考えをぶつけ合うことで解決策を見つけていくということなので、いわゆるワークショップのようになります。

我々の理想としては参加者の皆さんが被災の体験談や日ごろ行っている防災について語り合い、お互いの盲点を補い合うことでよりよい防災を築き上げてほしいと考えています。

つまり参加者の皆さんは、知っている事については先生、知らないことについては生徒になって自分達で講義を作り上げていくということになります。

サイエンスカフェ、特にミニカフェはコミュニケーションの場です。色々なことを知りたい人、知らせたい人、まだ見ぬ人々とおしゃべりしたい人。これはチャンスです!ぜひぜひご参加ください。


「備えあれば」というけれど・・・・・・

「皆さんは普段、地震に対してどのような対策をとっていますか?」

このように聞かれ、うまく答えることができなかった方もいるかもしれません。また、自分がすでに行っている対策が本当に有効なものなのか、自信がないという人もいるかもしれません。

よく言われるように、地震は予期せぬタイミングで発生するものです。したがって、常日頃から対策を少しでもとっておくことが、発生時の被害を減らすことに役立ちます。しかし、皆さんは現在の状態で対策は万全だと自信を持って答えることができますか。

たとえば、ついこの間、2010年3月14日の17時過ぎに発生した地震を思い出してください。日曜日の夕方。皆さんはどこにいましたか。また、何をしていましたか。台所でご飯の支度をしていた人もいるかもしれません。トイレにいた人もいるかもしれません。家の外、お店の中にいた人もいませんか。買い物に行く途中という人もいたでしょう。はたまた図書館や塾の教室・・・・・・。列挙していてはキリがありません。

この例からもわかるように、地震は私たちがどこにいて、どのように備えているかなど、考えてはくれません。だからこそ、どのような環境においても、どのような時間帯・場所で地震に遭遇しても「適切な対応」をできるようあらかじめ準備をしておくことが肝心だと考えられます。しかし、そのためにはどのようなことが必要なのか、ほかの人はどのような対策を行っているのかを考える機会は意外と少ないのではありませんか。

今回、私たちが企画した第4回サイエンスカフェ・ミニ「もうすぐ、来る? ~地震に対する心構え~」では、以上のような問題意識に立ち、私たちの生命と財産を守るためにどのような対策をとるべきか、そして、いざ地震が発生したらどのような行動をとるべきなのかを、参加者の皆様と学生スタッフが一緒になって考えていきます。

本企画の特徴は以下の点に集約されます。

・さまざまな人との意見交換ができる
・大学の持つ知的資産と参加者の多様な経験とを重なり合わせられる
・得た知識をその日から活用できる

ふるってご参加ください。多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

開催情報

開催日 : 2010年3月27日(土)14:00~16:30
会場 : 東北大学川内キャンパス内「Bee ARENA cafe」
ポスター(PDF 194.5 KB)PDF

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