私たちの住んでいる地域-「分水嶺から沿岸まで」-には、じつに多くの有用な資源があります。地域の資源が本来持っている力=ポテンシャルを最大限引き出すことができれば、豊かで、環境と調和のとれた地域経済をつくることができます。講演では、こうした考え方で私たちが取組む、農山漁村にある資源を用いた、再生可能エネルギー供給・活用のための技術開発と、その実現に必要な社会的な仕組み作りについての研究を紹介します。

開催日 : 2007年5月18日(金)
両角教授は、資本主義の農業問題を扱う農業経済学が専門です。2002年、環境と経済が両立する社会の構築をめざし、産官学による「いわて銀河系環境ネットワーク」(2004年から特定非営利組織法人)を設立。2003年から科学技術振興機構(JST)の社会技術研究プロジェクトとして、岩手県の3地域で、「分水嶺から沿岸まで」を対象に「いわて発循環型流域経済圏の構築に関する研究」を開始。地域住民、企業等と協働して、地域イノベーションの推進と社会システムの形成に向けた実証研究に取り組んでおられます。