磁石は小学校の教科書にも取り扱われ、私たちの身近な材料です。人類が初めて磁石を手にしたのは紀元前とされていますが、人工的に作り出せるようになったのは20世紀に入ってからです。それも東北大学の本多光太郎先生によって初めて開発されました。 それから90年余りが経過し、開発された磁石材料の種類も十数種にのぼります。また、現在最も強力な磁石は、本多先生の開発された磁石と比べると約60倍の強さを持っています。本カフェでは、磁石がどんなところへ利用され、どのようにして強い磁石が作られるかを説明します。

開催日 : 2007年7月27日(金)
杉本教授は磁性材料の研究が専門です。特に永久磁石関係では、希土類磁石を中心としてナノメートルサイズの組織を制御することによって磁気特性を向上させ、世界をリードするような多くの研究成果をあげています。最近では永久磁石を全く別な用途である電波吸収体などに応用していく研究なども進めています。これらの研究に対し、2002年には日本金属学会から功績賞、2005年には粉体粉末冶金協会から研究進歩賞を受賞されています。