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2008年8月22日 第37回サイエンスカフェ

超臨界で地球をクリーニング ~衣服からIC、文化財まで~

当日の様子

物質は、温度と圧力条件に応じて、気体-液体-固体という状態をとりますが、臨界点以上の温度と圧力領域では気体をいくら圧縮しても凝縮(液化)しないようになります。この状態にあるのが超臨界流体で、気体でも液体でも見られないような性質を示します。今回のサイエンスカフェでは、この超臨界流体のユニークな性質を気体と液体と比べながら紹介し、その特長を理解してもらいます。また、現在、超臨界流体応用技術を種々展開していますが、その中で洗浄技術について、実用化されているドライクリーニング、埋蔵文化財の処理、さらにはIC基盤洗浄などへの取り組みについても解説します。

開催情報

開催日 : 2008年8月22日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク

猪股 宏 東北大学大学院工学研究科 超臨界溶媒工学研究センター教授


猪股教授は、化学工学分野の中で、超臨界流体技術に関する研究を専門としています。特に、二酸化炭素(CO2)については、超臨界状態のCO2を利用することで、有機溶媒を使用しない『人と地球・環境に優しい』分離・反応・材料製造が可能であるという信念で、天然物からのサプリメント、発泡プラスチック、超臨界クリーニングなどの研究を推進しております。現在、化学工学会庶務理事、NPO法人環境会議所東北代表理事を勤めております。


当日の様子

QANDA

市販はできるのでしょうか。コストが高そうに見えた。
 もちろんですし、それを目指しています。コストは、容器の製作費などが高いですが、これは1台ごとの受注生産だからで、需要が増えてくれば単価がさがると考えています。


この技術の実用化で、現在の最も大きな課題は何ですか?
 洗浄という操作は、かならずものを容器に入れて、それから洗濯し、取り出す。という手順になるので、連続的に操作できないところが問題です。つまり、時間あたりの処理点数を如何に増やすことができるか、これが課題ですねそれに、法規制が厳しいこともあります。これは、安全のために必要でしょうから、安全を担保できるような技術にすることが、大事になります。


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