触覚は五感の一つであり、日常生活の中で様々な場面で無意識のうちに利用されています。ロボットハンドやフィンガの研究開発が数多くなされていますが、触覚感性がわかるようなヒトの手指の代替えになると言えるものは未だありません。ヒトの手指の代替えを実現するには優れたアクチュエータ機能とセンシング機能の融合が求められます。今回のサイエンスカフェでは私の行っている研究である触覚感性を測定する最先端の技術について紹介します。 また具体的な応用例として毛髪の触感計測についてもお話ししたいと思います。
※特別ゲスト:川副 智行氏((株)資生堂 主任研究員)

開催日 : 2009年2月27日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク
田中教授は、自分の手の不器用さから器用な手の実現に憧れて、ロボットフィンガの開発に興味を持ち、バイオメカトロニクスの研究を続けています。触覚感性計測システムでは、触覚センサ、センサを動かすロボット機構、信号処理法についてヒトの触覚の特長を生かしたもので、プロの手に代わるものを提案しています。