
開催日 : 2011年9月30日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク
大阪府出身。1980年東北大学大学院農学研究科修了(農学博士)。農水省野菜試験場研究員、米国コーネル大学客員研究員、農水省放射線育種場研究室長を経て、1997年より東北大学大学院農学研究科教授。専門は植物遺伝育種学。アブラナやイネの遺伝子変異の研究を行い、現在プロジェクトのリーダーとしてダイコンゲノムの研究に従事。国の生物多様性影響評価検討委員会分科会委員。

キャベツとハクサイの雑種は、なぜハクランなのか(ランはどこから名付たのか)?
キャベツは古い言い方では甘藍(カンラン)というので、ハクサイのハクとカンランのランを合わせてハクランと名付けられました。
植物の交配などを研究していて、「神」の存在や意志を感じることがあるでしょうか?
ありません。ハチやチョウのような行為であり、交雑は自然にも起こることですから。
種間、属間の交配において、環境の違い(気温・気圧など)によって結果は異なるのか?
ご質問の通り、環境の違いの影響はあります。特に気温は大きく影響します。気圧は研究がないので分かりません。
虫や鳥ではできないのか?卵だから無理か?
人工的な飼育が可能な動物では、交雑の実験は出来ます。虫や鳥でも可能で、カイコでは、古くから交雑により育種がなされています。
植物には脳があるのか?
植物では脳のような器官はないようです。そのような働きが植物でも分かれば面白いのですが。