2009年3月21日、日本学士院にて東北大学の村上哲見名誉教授への平成21年度恩賜賞・日本学士院賞、川人貞史大学院法学研究科教授への平成21年度日本学士院賞の授賞が決定されました。
日本学士院賞は、学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対して授与される賞です。
村上哲見名誉教授は、中国文学『宋詞』について系統的・文学史的に追究し、日中両国における研究史を通じ、文学史的視点の提示という点で傑出した成果を示したとして評価されました。
川人貞史教授は、『選挙制度と政党システム』および『日本の国会制度と政党政治』をテーマに、最先端の理論分析を通して、定性的な政治史研究と定量的な実証研究を融合させ、今後の日本政治学の進むべき一方向を明示する画期的研究を行ったとして評価されました。

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