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東北大学 国際産学連携シンポジウム ~国際産学連携の戦略的展開:東北大学からのメッセージ~を開催しました

国際産学連携シンポジウム~東北大学からのメッセージ~が開催

 東北大学は3月12日、文部科学省「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)」の一環として、都内経団連会館にて「東北大学国際産学連携シンポジウム」を開催しました。本シンポジウムでは、全国から集まった聴講者へ向けて、東北大学における国際産学連携への戦略的な取り組みの報告と今後の知財国際連携の目指す方向性が、本学からのメッセージとして発信されました。

 はじめに東北大学・井上明久総長と文部科学省・研究振興局・磯田文雄局長からの挨拶があり、続く基調講演において科学技術振興機構・阿部博之顧問(前総合科学技術会議議員)とキヤノン・田中信義専務取締役が、これからの産学官連携に対するそれぞれのビジョンを示しました。その後、セッションⅠでは、今後の「東北大学国際戦略モデル」が表明され、セッションⅡでは、同学における国際産学連携の成功事例として、須川成利教授、大見忠弘教授が、それぞれの共同研究パートナー企業の代表である日本テキサスインスツルメンツ・山崎俊行氏、日本ゼオン・古河直純氏、宇部興産・田村浩章氏らと共に、これまでの活動の具体的な成果と、共同研究の成功の核心について講演を行いました。また、現在、東北大学、仙台市とのプロジェクトが進行中のカリフォルニア大学リバーサイド校のレザ・アバスチャン教授からのビデオメッセージが届くなど、本学の産学連携事業の国際性の強さをあらためてアピールしました。さらに、プログラムの最後を締めくくるラウンドテーブルにおいては、阿部氏、田中氏、大見氏の三者が、日本の国際知財戦略、また東北大学の知財国際連携の戦略的展開に向けた抱負を提言し、聴講者は各者の力強い言葉に熱心に耳を傾けていた様子です。
 当日は、政府、経済、教育、海外、各諸機関の産学連携関係者、及び有識者、約150名が集まり、本シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じました。


 東北大学ではこのようなシンポジウムを今後も定期的に開催し、同学の国際連携事業の推進、更には日本国全体の国際的な産学官連携事業の活性化への貢献に努めていくつもりです。

問合せ先:産学連携推進本部 国際連携部 TEL:022-022-217-6035

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