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台湾・国立中興大学と大学間学術交流協定を締結

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  平成21年3月30日、東北大学と台湾・国立中興大学との間で、大学間学術交流協定の調印式が行われました。

  調印式には、東北大学から工学研究科の源栄正人教授、小菅一弘教授が出席し、国立中興大学からはJ.F.Shaw学長をはじめ、Y.H.Song国際交流部長、C.C.Lin工学部長、C.C.Tsai教授が出席しました。

  国立中興大学は台湾中西部の台中市にある台湾有数の国立大学で、1919年台北帝国大学付属・農林専門学校として設立され、1971年に国立中興大学となりました。工学、理学、生命科学、文学、社会科学、獣医学、農学の7つの学部があり,研究センターを中心とした先端的研究が行われています。台湾中部において、台湾文部省国際的トップ大学育成プロジェクト(International ‘Advancement to the Top’ Project.)のワールドクラス大学として選ばれた唯一の大学であり、研究、教育課程ともに総合的な活動を行っています。台北の台湾大学、台南の成功大学とともに、台湾における3大大学の一つです。

  国立中興大学における研究活動は高く評価されており、例えば、台湾学術会議よりその教授に授与される「優秀奨学生賞」の数は 台湾全土の大学の中で5番目にランクされています。また、バイオテクノロジーの研究では台湾で唯一3つのExcellency Projectを獲得しており、多くの卓越したプログラムと質の高い研究所を運営し、多くの優秀な研究者がいる大学としてよく知られています。
   さらに、国立中興大学の国際的論文引用数は台湾で第3位にランクされるとともに、Incubation Centerは台湾国内にある70以上の類似のセンターの中でもっとも優れていると評価されており、 4年連続して経済省より台湾第一のIncubation Centerとして選ばれるとともに、アジアにおけるトップ10のIncubation Centerの一つにランクされています。

  国立中興大学は高度な国際標準の活動を行い様々な国際プログラムを提供しています。これらのプログラムはすべて英語にて執り行われ、学位を取得するための修学が可能です。その他にも、ダブルディグリープログラムや学生学部交換プログラム、留学プログラム、訪問互換奨学生、国際シンポジウム・国際学会開催など、多様な国際活動が行われています。

  今後、東北大学との大学間学術交流を推進することで、両大学の研究者・学生の交流ならびに安心安全の分野における共同研究を通じた成果が期待されています。

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