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超強磁場中性子回折法により フラストレート磁性体の普遍的なスピン-格子相互作用を発見

国立大学法人東北大学(総長 井上明久)金属材料研究所の野尻浩之教授、独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長 岡﨑俊雄、以下「原子力機構」という)の松田雅昌研究主幹、国立大学法人東京大学(総長 濱田純一)物性研究所の植田浩明助教らの共同研究グループは、30テスラ(*1)の超強磁場下における中性子回折(*2)法を用いた実験を行い、クロム(Cr)のフラストレート磁性体が磁場中で共通の磁気構造を持つことを初めて明らかにしました。この結果は、普遍的なスピン-格子相互作用(*3)がこの現象に大きな役割を果たしていることを意味しており、今後、この現象の機構に対する理解が大きく進むことが期待されます。

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