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世界最高分解能のスピン分解光電子分光装置の開発に成功

東北大学原子分子材料科学高等研究機構の高橋 隆教授と相馬 清吾助教らの研究グループは、世界最高の分解能で、物質の電子状態をスピンにまで分解して測定できる「超高分解能スピン分解光電子分光装置」の開発に成功しました。開発されたスピン分解光電子分光装置を用いることで、巨大磁気抵抗効果注2)や量子スピンホール効果注などの、電子のスピンが引き起こす様々な物質現象の解明が進み、次世代超高速・超低消費電力素子として注目されるスピントロニクスデバイス等の開発が大きく進展するものと期待されます。

本研究成果は、平成22年9月10日(米国東部時間)に、米国学術誌Review of Scientific Instrumentsの電子版で公開されます。

 

プレスリリース本文PDF

 

[お問い合わせ先]
高橋 隆 教授
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(大学院理学研究科兼任)
Tel:022-795-6417
E-mail:t.takahashi*arpes.phys.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)

相馬 清吾 助教
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構
Tel:022-795-6477
E-mail:s.souma*arpes.phys.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)

 

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