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新しい美白アプローチ ~メラノソームの輸送を阻害し、ケラチノサイトへ のメラニンの移行・蓄積を抑える~

東北大学大学院生命科学研究科・膜輸送機構解析分野(福田光則教授)では、新たな美白へのアプローチを目指し、株式会社コーセーとメラニン色素の輸送メカニズムに関する共同研究を行ってきました。この度その成果として、健康茶として知られるサンペンズ(学名Cassia mimosoides L. 別名 リュウキュウカワラケツメイ)のエキスに、メラノソームの輸送を阻害する効果を発見しました。「サンペンズエキス」はメラノソームの輸送制御因子のタンパク質量を減少させることで、ケラチノサイトへのメラニンの移行・蓄積を抑制することを突き止めました。今後、このエキスを配合した美白化粧品への応用が期待されます。

 

詳細(プレスリリース本文)PDF

本成果の詳細(株式会社コーセーのウェブサイト)

 

問い合わせ先:

東北大学大学院生命科学研究科膜輸送機構解析分野

福田光則 (ふくだ みつのり)

Tel 022-795-3641; Fax 022-795-7733

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