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薬による二日酔いのメカニズムの解明 ―分子イメージングによる画像化に世界で初めて成功―

処方箋なしで購入できるOTC薬によく含まれている鎮静性抗ヒスタミン薬を前夜に服用すると翌日まで影響するのでアルコールと同じ二日酔いと同じ状況になりますが、東北大学大学院医学系研究科の谷内一彦教授(機能薬理学)とサイクロトロン・ラジオアイソトープセンターの田代学准教授(核医学)はPET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー)を用いて前夜に服用した鎮静性抗ヒスタミン薬による「二日酔い」の分子イメージングに成功し、そのメカニズムをヒトで初めて明らかにしました。特に車の運転や重要な試験を受けるなどの高い能力を発揮する必要がある時は前日の夜に鎮静性抗ヒスタミン薬などは服用しないように十分に注意が必要であることを科学的に証明しました。本研究は12月に米国の専門誌Journal of Clinical Psychopharmacology に掲載されました。

 

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(お問い合わせ先)

東北大学大学院医学系研究科機能薬理学分野

教授 谷内一彦(やないかずひこ)

電話番号:022-717-8056

Eメール:yanai*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)

 

東北大学サイクロトロンRI センター核医学

准教授 田代学(たしろまなぶ)

電話番号:022-795-7797

Eメール: mtashiro*cyric.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)

 

(報道担当)

東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室

長神風二 (ながみ ふうじ)

電話番号: 022-717-7908

ファックス: 022-717-8187

Eメール: f-nagami*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)

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