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応用統計計量ワークショップ(3/9開催)

主 催:東北大学大学院経済学研究科

共 催:サービス・サイエンスにおける数理最適化研究プロジェクト     

     東アジア長期持続的成長の経済システム科学プロジェクト「東アジア産業のサービス科学」研究部門

日 時:2011年3月9日(水)14:40-16:10

場 所:東北大学文科系総合研究棟10階第21演習室

講演者: 石垣 司((独)産業技術総合研究所サービス工学研究センター)

タイトル: 大規模データを活用した生活者起点のサービス工学へ向けて

概要

 実サービスの現場において状況依存的に変化する顧客の要求に適応するためには、生活者起点の発想による顧客理解が重要となってきている。そのため、日常的に観測されている数々の大規模データを顧客理解とサービス設計に利活用したいという要求が高まっている。  

 そこで本講演では、購買行動に関する大規模データを用いたサービス工学の実践へ向けた取り組みについて紹介する。はじめに百貨店のID-POSデータを例に、潜在クラスモデルによる顧客と商品の同時カテゴリ化とベイジアンネットワークモデリングの併用による顧客行動に関する知識発見の方法論を紹介する。加えてその発展形として、 流通量販店のID-POSデータと顧客ライフスタイルアンケートデータを例に、多層潜在クラスモデル上での異種データの融合による顧客セグメントと商品カテゴリの自動生成とその応用(顧客セグメント毎の商品カテゴリの購買傾向の把握、商品SKU毎の自動的な商品DNAの付与、店舗毎の顧客構成の把握など)について紹介する。また、外食サービスにおける顧客理解とサービス生産性の向上の試みについても紹介する。                             

(窓口教員 照井教授)

連絡先:

室井 芳史 経済学研究科研究科准教授

Tel: 022-795-4791

E-mail ymuroi*econ.tohoku.ac.jp (*を@にかえて送信してください)

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