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鉄系高温超伝導体の超伝導阻害因子を発見 --より高い超伝導転移温度を持つ新物質開発に道筋--

 東北大学大学院理学研究科の中山耕輔助教と同原子分子材料科学高等研究機構の高橋隆教授らの研究グループは、ボストン大学および中国科学院物理研究所と共同で、次世代のエネルギー技術への応用が期待されている鉄系高温超伝導体注1)において、超伝導転移温度(Tc)を抑制している原因を明らかにすることに成功しました。この結果は、高温超伝導のメカニズムを解明する手掛かりになると同時に、新エネルギー技術の実用化に向けて重要な、高いTcを持つ超伝導材料の開発に大きな進展をもたらすものと期待されます。

 本研究成果は、平成23年7月12日(英国時間)に英国科学雑誌「Nature Communications(ネイチャーコミュニケーションズ)」オンライン版で公開されました。

 

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<お問い合わせ先>

 <研究に関すること>

  中山 耕輔 助教

   東北大学 大学院理学研究科

   Tel:022-795-6477

   E-mail:k.nakayama*arpes.phys.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)

 

  高橋 隆 教授

   東北大学 原子分子材料科学高等研究機構

   Tel:022-795-6417

   E-mail:t.takahashi*arpes.phys.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)

 

 <JSTの事業に関すること>

  石井 哲也

  科学技術振興機構 イノベーション推進本部 研究領域総合運営部

  〒102-0075 東京都千代田区三番町5 三番町ビル

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