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右巻・左巻らせん型最短カーボンナノチューブの化学合成 世界初:最短カーボンナノチューブ光学活性体の化学合成に成功

 東北大学大学院理学研究科化学専攻の磯部寛之教授らの研究グループは、右巻・左巻らせん型カーボンナノチューブ最短構造のボトムアップ化学合成に、世界で初めて成功しました。有機合成化学を駆使した手法により、6種類の最短カーボンナノチュープを合成し、それぞれの分離、完全構造決定に成功したものです。合成した6種のうち4種類がらせん型最短カーボンナノチューブであり、「光学活性」という右手と左手の関係性をもつ性質をもった最短カーボンナノチューブの世界初のボトムアップ合成例となります。本研究成果は、英科学誌「ネイチャー・コミュニケーション」に10月12日(日本時間)に発表されます。概要詳細につきましては、別添配布資料をご参照ください。

 

 

詳細(プレスリリース本文)PDF

 

 

 【お問い合わせ先】

東北大学大学院理学研究科化学専攻

教授磯部寛之(いそべひろゆき)

FAX:022-795-6589,TEL:022-795-6585

電子メール:isobe*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換える)

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