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COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む好中球性炎症性気道疾患にクラリスロマイシンの使用が認められる -重症COPD治療法の開発-

 「好中球性炎症性気道疾患」として、マクロライド系抗菌薬であるクラリスロマイシン(図3)の使用を認める通達が、平成23年9月28日付で 厚生労働省から発表されました。山谷睦雄東北大学教授らが作成委員として改定した日本呼吸器学会COPD(慢性閉塞性肺疾患)ガイドライン第3版が参考資料として採用されており、同教授らが開発してきたCOPDに対する使用が認められました。治療効果は欧米の研究でも追認されており、その症状の改善や死亡率の減少などが期待されます。今後、工藤翔二日本医科大学名誉教授がCOPDに先行して開発した、び慢性汎細気管支炎における使用を含め、疾患範囲や用法用量の調整が行われると予想されます。

 

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(お問い合わせ先)

東北大学大学院医学系研究科先進感染症予防学寄附講座  

教授 山谷 睦雄 (やまや むつお)

電話番号:022-717-7184

Eメール:myamaya*med.tohoku.ac.jp  (*を@に置き換えて下さい)

 

(報道担当)

東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室  

長神 風二(ながみ ふうじ)

電話番号:022-717-7908

ファックス:022-717-8187

Eメール: f-nagami*med.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)

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