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「国連デー@東北大学」仙台で開催

 東北大学と国連は10月24日、東北大学川内萩ホールを会場にして、「国連デー@東北大学:東日本大震災からの復興、そして新生 ~東北から世界へ」と題したシンポジウムを開催しました。

 「国連デー」は1945年10月24日に国連憲章が発効したことを記念して設けられた国連の記念日です。東北大学が「国連アカデミック・インパクト(UNAI)」に加盟したことを記念して、国連デーを被災地・仙台の東北大学で開催することになりました。 3月11日の大震災を機に生じた数々の課題は東北や日本固有のものではなく、この経験を今後、世界と共有し生かしていくことが重要であり、国連デーでは、被災地での経験、活動を通して得てきた知見と教訓を世界に向けて発信することを目指し、様々な参加者が幅広い観点から事例を交えて議論を行いました。 午前の部は、東北大学、神戸大学および企業からの防災・復興・新生への実践報告と提言などを中心に発信しました。続いて午後の部は、被災地の自治体と共に支援を行った国連の関連機関、NGO、および労働組合から、パートナーシップで取り組むことの意義や有用性、そして現地のボランティア活動に参加した大学生からは自らの経験を語ってもらいました。最後に、参加した神戸大学・佛教大学・東北大学学生代表によるメッセージを「ユース宣言」として世界に発信しました。

 会場には東北大学・神戸大学、国連機関やボランティア団体などのブースも設置し、約700人の来場者が一日を楽しみました。

 

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