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平成23年秋の叙勲 藤田 宙靖名誉教授が旭日大綬章を受章

藤田宙靖名誉教授(元最高裁判事)が平成23年秋旭日大綬章を受章しました。

 

藤田 宙靖(ふじた ときやす)氏は1966年から2002年まで、東北大学法学部助教授・教授、法学研究科教授として、また2002年9月から2010年4月まで、最高裁判所判事として活躍されました。

専攻は、行政法学ではありますが、土地法・憲法などにも造詣が深く、主著として、『公権力の行使と私的権利主張』(1978年)、『行政法学の思考形式』(初版1978年、増補版2002年)、『行政法Ⅰ(総論)』(初版1980年、第4版・改訂版2005年)、『西ドイツの土地法と日本の土地法』(1988年)、『行政組織法』(良書普及会版1994年、有斐閣版2005年)、『行政法の基礎理論 上巻・下巻』(2005年)があり、わが国の行政法学の発展に多大な貢献をされました。また、最高裁判事としての業績も、実務的・理論的に高く評価されています。

行政改革会議委員(1996年~1998年)、国地方係争処理委員会委員(2000年~2002年)、内閣府情報公開審査会委員(2001年~2002年)などを歴任しています。

 

 

今回の叙勲では、他に本学関係者として次の方々が受章されました。

 

瑞宝中綬章

名誉教授 丸山 欣哉(心理学(実験心理学))

名誉教授 宮本 信雄(元電気通信研究所長:電子工学(半導体プロセス工学))

名誉教授 大家 寛(宇宙空間プラズマ物理学)

 

瑞宝単光章

元大学病院看護部看護師長 小野 秀子

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