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巨大津波は、大震災被災のみの場合以上に糖尿病、高血圧を悪化させる

 大震災により糖尿病や高血圧のコントロールが悪化することは知られてきました。これは生活環境が大きく変化するためです。今回、東北大学大学院医学系研究科の小川晋准教授を中心とするグループの研究により、巨大津波により患者のみならず医療施設も被害を受けることで、さらにこれらのコントロールが悪化することが明らかになりました。これはその患者の医療情報が消失するためです。大震災後、特に巨大津波被災後の病状悪化を防止するため、医療機関の被災の回避、医療情報消失防止が重要であることが示されました。

 本研究成果は、英国医学雑誌British Medical Journal Openの電子版に公開されました。

 

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[お問い合わせ先]
東北大学大学院医学系研究科 腎・高血圧・内分泌学分野
東北大学高等教育開発推進センター (保健管理センター)
准教授 小川 晋
電話番号:022-717-7166
Eメール:ogawa-s*hosp.tohoku.ac.jp(報道担当)(* を @ に置き換えてください)
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
長神 風二(ながみ ふうじ)
電話番号:022-717-7908
ファックス:022-717-8187
Eメール:f-nagami*med.tohoku.ac.jp(* を @ に置き換えてください)

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