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インフルエンザA(H7N9)のリスクをどう考えるべきか ―押谷仁教授からのメッセージ2013―

 現在、話題の新型インフルエンザにつきまして、大学院医学系研究科の押谷 仁教授よりメッセージがございます。


 中国においてインフルエンザA(H7N9)の感染患者が相次いで報告されている。感染源は未だ不明だが、現時点では、人から人に効率よくしかも持続的な感染が起きている兆候はなく、すぐに大流行につながる可能性は低いと考えられる。しかし一方で、このウイルスの病原性や感染性といったことに関してはまだわかっていないことも多く、ウイルスが変化して大流行を起こすようになる可能性もある。過度に恐れる必要はないが、今後の動向を注意深く見守る必要がある。また、大流行を起こした場合の対策についても、今から準備しておく必要がある。

 

 

[問い合わせ先]
医学系研究科・医学部広報室
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