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高品質リチウムイオン電池開発に新指針~材料技術と数学の連携により、薄膜作製中のリチウム欠損メカニズムを解明~

 東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のダニエル・パックウッド助教、白木将講師、一杉太郎准教授の研究グループは、リチウムイオン電池の正極材料として知られるマンガン酸リチウム薄膜を合成する際に、薄膜中のリチウムが欠損するメカニズムを数学的に解明しました。リチウムの欠損は、導入した酸素分子によって、軽い元素であるリチウム原子が強く散乱されるために起こっていました。この成果は、不純物の少ない高品質な薄膜を合成し、リチウムイオン電池や機能性酸化物を用いた高性能デバイスの開発に大きく道を拓くものです。


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<問合せ先>
(研究内容について)
東北大学原子分子材料科学高等研究機構
准教授 一杉太郎  TEL: 022-217-5944
(報道担当)
東北大学原子分子材料科学高等研究機構
広報・アウトリーチオフィス 中道康文  TEL: 022-217-6146
 

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