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環境科学研究科 石田秀輝教授 古川柳蔵准教授の「90歳ヒアリングについて」がグッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞しました

現在の90歳は環境負荷が現在の半分以下だった戦前に成人した「連綿と日本に受け継がれてきた、自然と共に生きる暮らしを覚えている世代」です。このヒアリングでは90歳前後の高齢者に当時の暮らしについて聞き、当時のライフスタイルのヒントを探し出し、現代版に焼き直す形で新しいライフスタイルを創り出します。また、失われつつある先人から伝承されてきた知恵、地域の文化や暮らし方から、現代の社会でも受け入れられる新しいライフスタイルや被災地を含めたまちづくりをデザインします。

今回の受賞では、日本の「もったいない文化」など、必然として受け継がれていたサスティナブルな考えを過去の産物に止めず、大切な日本の財産としてとらえ、継続的な仕組みとして活かそうとするアイデアに高評価を頂きました。

グッドデザイン・未来づくりデザイン賞は、2013年度から新たに設けられた賞で、来るべき社会の礎を築くと認められるデザインに対して贈られます。

 

 

[問い合わせ先]
東北大学大学院環境科学研究科
石田研究室 岡田・金野
TEL:022-795-7377

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