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法学研究科尾野嘉邦教授の研究論文がワシントンポスト紙に取り上げられました。

東北大学法学研究科の尾野嘉邦教授は、2018年4月5日にシカゴで開催された米国中西部政治学会において、ウィスコンシン大学のBarry Burden教授と共に、有権者のジェンダー・バイアスが女性候補者の勝敗に与える影響に関する論文を発表しました。

論文では、米国人有権者3,000人を対象にしてサーベイ実験を行ったところ、州レベルの選挙において、二つの政党の候補者が競う総選挙の場合、民主・共和両党の支持者の間で、候補者の性別によって投票先が変わらない一方で、同じ政党の候補者同士が競い合う予備選挙の場合、民主党支持者の間では女性候補者が好まれ、共和党支持者の間では男性候補者が好まれる、という結果が示されました。

この論文の内容は、米国において過去最高の数の女性候補者が議会選挙に出馬を予定していることとあわせて、4月6日にワシントン・ポスト紙で詳しく紹介されました。

なお、本研究は日本学術振興会科学研究費などの助成により実施されたものです。

ワシントン・ポスト紙HP

問い合わせ先

東北大学大学院法学研究科
教授 尾野嘉邦
電話番号:022-795-6217
E メール:onoy*law.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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