文部科学省は、１１月１３日に「国際共同利用・共同研究拠点」の認定拠点（４大学、６拠点）を発表し、本学では「材料科学国際共同利用・共同研究拠点（拠点長・金属材料研究所長・高梨弘毅）」が認定されました。

「国際共同利用・共同研究拠点」は、国際的に質の高い研究資源を有するとともに、優れた国際協力体制を構築する共同利用・共同研究拠点を認定することで、当該拠点が国内外の学術機関のハブとなり、国際共同研究を牽引する機能を強化し、我が国の研究力の強化を目指すものです。

東北大学は、指定国立大学法人の指定に際し、「材料科学」、「スピントロニクス」、「未来型医療」、「災害科学」の４分野を重点領域として設定して、世界トップレベル研究拠点の形成を目指しており、今回「国際共同利用・共同研究拠点」に認定された金属材料研究所は、このうち「材料科学」を牽引しています。

金属材料研究所は、材料科学分野で世界的に広く認知された研究所として、これまでも「共同利用・共同研究拠点」として認定されていましたが、今回「国際共同利用・共同研究拠点」に認定されたことにより、国際的な地位の一層の強化が見込まれます。

本拠点では、国内外の研究者・機関を結合した材料科学分野の国際的な協業体制を形成し、我が国の材料科学分野の研究力強化を先頭に立って取り組むとともに、国際的に認知される若手人材の育成を目指しています。

今回の認定は、材料科学分野で世界トップレベル研究拠点の形成を目指す本学の活動を一層加速するとともに、我が国の材料科学分野の研究力強化に大きく貢献します。

• 国際共同利用・共同研究拠点審査結果（文部科学省ウェブサイト）

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