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東北大学フィールドセンター第16回国際シンポジウム「海洋水産養殖の未来:課題とソリューション」(3/22開催)

海洋での水産養殖の歴史は、紀元前5世紀の古代ローマにおけるラグーンでの牡蠣と魚の養殖から始まりました。以後、現代に至るまで対象種の拡大と養殖技術の進歩に伴って、我々人類に多くの恩恵をもたらしてきました。今後もその重要性は失われることはないでしょう。

一方で、養殖がもたらす環境汚染、養殖場からの逃亡魚による遺伝子汚染や生態系への影響、地球温暖化による養殖対象種の不適応化など様々な問題がクローズアップされるようになりました。今後、これらの問題を克服しつつ、限りある水産資源、環境を考慮しながら持続的な水産物の供給を可能にすることが養殖生産に課された大きな課題となっています。

また、津波により養殖施設が壊滅的打撃を受けた東北地方太平洋沿岸では、上記の諸問題を最初から考慮に入れた新しい養殖システム確立への挑戦が行なわれています。

本シンポジウムは、諸外国の最近の海洋水産養殖に関する取り組みや津波被災地における新たな養殖システムへの挑戦を概観し、より良い未来の海洋水産養殖の姿について展望することを目的としています。

開催概要

日時:2019年3月22日(金)13:00-17:30

会場:東北大学青葉山コモンズ 第7講義室

参加費:無料(懇親会は有料)

事前登録:不要

主催:東北大学大学院農学研究科 附属複合生態フィールド教育研究センター

共催:東北大学大学院農学研究科 コンポスト総合研究プロジェクト(PICS)

申し込み

問い合わせ先

沿岸生物生産システム学分野 准教授 池田 実(いけだ みのる)
複合生態フィールド教育研究センター(女川)
TEL:0225-53-2436
E-mail:minoru.ikeda*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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