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⼤⼿⽯油会社による「クリーンエネルギーへの移⾏」という誓約は、実際のビジネスモデルや投資⾏動と⽭盾している

【本学研究者情報】

東北大学東北アジア研究センター 兼
東北大学大学院環境科学研究科 教授 明日香壽川
研究室ウェブサイト

【概要】

大手石油会社であるBP、シェブロン、エクソンモービル、シェルが主張するクリーンエネルギーへの移行は、彼らの行動や投資によって裏付けられていないグリーンウォッシュであることが、東北大学大学院環境科学研究科 李玫(リ・メイ)博士課程後期学生、京都大学大学院地球環境学堂 Gregory TRENCHER(グレゴリー・トレンチャー)准教授、東北大学東北アジア研究センター・同大学院環境科学研究科 明日香壽川(アスカ・ジュセン)教授の3人の共同研究によって明らかになりました。

この研究は、上記各社が公開している12年間の年次報告書などのデータを収集・分析したもので、2022年2月16日付の国際学術誌「PLOS One」にオープンアクセスで掲載されました。

図1 年次報告書における脱炭素を示すキーワードの使用頻度 注:この図は、各社の年次報告書における気候変動やクリーンエネルギーへの転換に関する単語の使用頻度割合を示しています(約40のキーワードを測定した結果を集計)。エクソンモービル(赤)の結果は調査した報告書の形式(2020年以外はサマリーレポート)の影響を受けています。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

<研究に関すること>
東北大学東北アジア研究センター 兼
東北大学大学院環境科学研究科
教授 明日香 壽川
電話: 022-795-7557
E-mail: asukajusen*gmail.com
(*を@に置き換えてください)

<報道に関すること>
東北大学大学院環境科学研究科
情報広報室
助手 物部 朋子
電話: 022-752-2241
FAX: 022-752-2236
E-mail: tomoko.monobe.d4*tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

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