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東京パラリンピック2020聖火台が寄贈されました

4月15日に「東京パラリンピック2020聖火台」受領式が行われ、東松島市の小山修副市長から災害科学国際研究所の今村文彦所長に手渡されました。

この聖火台は2021年8月に行われた宮城県東京パラリンピック2020集火式で用いられたもので、東松島市の小中学生によって作成されたものです。

東北大学は復興アクション100+の一つとして農学研究科の多田千佳准教授を中心に、身近な生ごみ等から得られるバイオガスで火を灯せることを周知すること、そのバイオガスによる火を東京オリンピック2020の聖火にすることを目指し、2014年から出前講義等を行ってきました。

2019年にはこの活動が認められ、「縄文」をテーマに子どもたちが作った土器にバイオガスで炎を灯す集火式を行うことが決まりました。

バイオガスは暮らしの中でもっとも身近な再生可能エネルギーであり、災害時の復旧過程でそのエネルギーを役立てたいという願いが活動に込められています。

これらの活動は震災復興を掲げて行われたため、聖火台を通してこの活動を広く知ってもらうことを目的として東松島市より寄贈され、災害科学国際研究所へ設置しました。

今後、教育・研究、地域との連携の活動に活かしていきたいと思います。

東京パラリンピック2020聖火台

記念撮影|災害研エントランスホールにて

問い合わせ先

東北大学災害科学国際研究所
E-mail: koho-office*irides.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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