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Special Interview 〜卒業生・在学生・教職員に聴きました〜

第一生命HD渡邉会長に特別インタビューを行いました

10月1日(土)に川内萩ホールで本学の創立115周年・総合大学100周年記念式典・記念祭が行われました。

イベント後、学生広報スタッフが、本学経済学部の卒業生である渡邉光一郎氏(第一生命ホールディングス株式会社取締役会長)に特別取材をしました。

ー 自身の学生時代と比べて、今の東北大生、学生をどう見るか

社長時代は、新入社員に必ず「最近の若者は素晴らしい」と挨拶していました。

「最近の若者は」って、嘆くような場面で使われることが多いですが、私は、最近の若者は我々と比べてはるかに努力をしているし、情報量も豊富ですし、前向きですし、素晴らしいと思っています。本当にもっと自信をもってもらいたいと思っています。

我々の世代は当時まだ学生運動が残っていたので、授業も行事もつぶされてしまっていました。私は勉強したくてたまらなかったので、片平の法文教室で行われた「最後の学部授業」を受講できたことがとても嬉しかったんです。今の皆さんからすると授業を受けられるのは当たり前の話ですが、学べるというのはとても重要なことなんです。そのときにはよく分からなくても、後からすごく役立つことに気づきます。今の学生ははるかに環境に恵まれているので、ぜひ、前向きな姿勢で、未来を見て勉強してもらいたいと思っています。

第一生命ホールディングス株式会社取締役会長 渡邉光一郎氏

ー 東北大生、ひいては若者たちに何を求めるか

Society 5.0 for SDGsと言われているように、世の中は社会の大きなバランスをとりながら「超スマート社会」に変容しつつあります。このとき、一人ひとりの人間が主体であるということが非常に重要で、主体的にそのような社会を作っていくことが求められます。

ですから、東北大学に通う皆さんには、むしろ、そういう社会をリードしていくんだ、私たちが担っていくんだ、というような高い志で、ぜひ頑張ってもらいたいと思います。東北大生はそのような人材に十分なり得ると私は思っています。

渡邉会長による揮毫

写真、文:学生広報スタッフ(小滝)

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問い合わせ先

東北大学総務企画部広報室
Email:koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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