東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY- 災害対策本部動向(平成23年3月28日(月)14:00~15:10)

  1. 本部長より、3/27、3/28の文部科学省視察について報告があった。また、災害対策本部の体制は当面維持するが、現状把握から復興、飛躍に向けた情報共有の場としたい旨発言があった。
  2. 福島原発関連
    ・放射線モニタリング情報:3/28 11:00現在の測定値0.12マイクロシーベルト/時間、人体に影響ない。
    ・県南地域において測定中。本日3/28夕方公表予定。
    ・県の要請を受けて水道水と原乳の放射能測定を3/25に実施。県のHPで公表済み。農作物については本日3/28測定。21:00公表予定。
    ・市の要請を受けて水道水の放射能測定を3/25に実施。市のHPで公表済み。
    ・石巻、角田、岩沼からも要請あり。要請があったものについては対応する。
  3. 学生支援
    ・留学生の安否確認は中国人学生3名、モンゴル人学生1名の安否が確認できたので完了。
    ・新たに経済学研究科の学生1名の死亡が判明。
    ・学位記は3/30に各部局へ配付。学位記の印刷は完了している。同封する告辞、答辞、学内表彰一覧の印刷を開始。告辞等は全てHPに掲載予定。掲載時期は検討中。
  4. 職員の出勤状況
    ・調査途中の部局については督促も含めて再度確認する。
    ・出勤困難者について、実情を反映できるような区分けの仕方を工夫する。
  5. 施設
    ・水:青葉山の市水系統は3/29復旧予定。
    ・新キャンパスの共同溝を調査。北側は大きな損傷なし。西側、南側に最大4㎝、左右2㎝の変化。つなぎ目で漏水あり。現状の補強で使える見込み。
  6. 財務関連
    ・救援物資は新たに鳥取大学から3/26 12:00到着。
    ・現在、本学HPで「救援物資への御礼」を掲載しているが、表記の方法について広報課と連携し改善を図る。
  7. 研究関係
    ・RU11から仕分けシールの提供があった。段ボール、スタンプ、ガムテープとセットで3/30までに配付を完了したい。
  8. 図書館、史料館について
    ・医学分館は1階のラウンジを開放している。本学の学生閲覧室、被害が比較的小さい農学分館については、4月に入ったら開館する予定。北青葉山分館、工学分館の被害は大きい。
    ・史料館については、ひび割れ、資料散乱、屋根瓦の落下が確認された。雨漏りしているので、応急処置としてブルーシートを提供いただきたい。→了承。
  9. その他
    ・国大協から、被災地の大学の学生・教職員への当面の支援について、第2段階の在り方についてアンケートがきている。被災大学としての意見を出す必要。他大学で修学することを可能とする措置等については、システムは作っていただいて、最大限活用させていただくという方向が良いのではないか。
    ・学生の被災地でのボランティア活動への配慮についても求められている。広報の仕方を工夫して検討していきたい。

  10.   (以 上)
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