災害対策本部動向（平成23年3月29日（火）14：00～15：15）

1. 福島原発関連
   ・放射線モニタリング情報：3/29　11：00現在の測定値0.11マイクロシーベルト／時間、人体に影響ない。
   ・県南地域：前回測定した3/24から数値が下がっている。
   ・3/25付事務連絡を受けて、本日から片平で測定開始。以後毎日文科省へ報告する。
   ・丸森、角田、岩沼、石巻、登米の水道水を測定した結果、基準指標の約5割の数値であった。
2. 学生支援
   ・日本人学生の安否未確認18名について、本日3/29夕方までの状況をみて、HP上で氏名を公表するなど確認方法を検討している。
   ・入学手続き（前期分）については、1935名に電話で手続きを行った1名を加えて、総計1936名が手続き済み。入学予定者1999名のうち96.7％が手続き済み。手続き後辞退した者は10名。本年度は96.8％、8名であり、例年並みの手続き状況である。
   ・留学生については所在地、帰国した者の再入国許可書の取得如何についてHPで周知する。
   ・再入国手続きについては便宜を図っていただけるよう要請。
   ・授業実施検討TFは第１回会議を実施。講義棟の状況について、修復すれば4/25から授業開始できるのは２部局、修復すれば5/9から授業開始できるのは２部局、オリエンテーションを含めて5/9から開始できるのは3部局であった。
   ・講義棟そのものは５月から使用する方が安全である。
   ・仙台市における住環境について、卒業生が引越し出来ず4月一杯借りる者が３割強いる模様。
   ・就職について不安に思っている学生に対して、対策をHP上で周知したい。先生方へもメールで案内する予定。→了承。
   ・内定取り消しの事例はあるか。→本学では内定を取り消された者はいない。延期された者もいない。随時、各部局に問い合わせて把握していく。
3. 施設
   ・水：青葉山の混合水系は50％復旧。市水系統は本日現在復旧する段階にない。
   ・ガス：来週以降復旧する見込み。
4. 研究関係
   ・研究環境に関する被災状況（スペース、備品関係）を調査中である。
5. 国際関係
   ・組織的支援のうち、協定世話部局の世話人をチャネルとして情報を共有。本部が窓口となって一本化した対応を行う。

　　（以　上）