東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY- 災害対策本部動向(平成23年3月30日(水)14:00~15:05)

  1. 福島原発関連
    ・学内の空中放射線量は低い値。宮城県が持ち込んだ水、牛乳、野菜は問題なかった。
    ・今後、宮城県ほか、岩沼、名取等対応箇所が多くなっていく。
  2. 教育関係
    ・学生安否確認は全員終了。次は怪我等被災状況を継続調査。
    ・留学生所在は、昨日からシステムで確認スタート。350件アクセスあり。
    ・次回から安否確認は議題に入れない。必要あるときに報告。
    ・教育環境(講義)に関係して、総合的に検討して早急に結論も出したい。
    ・新入生のアパート等対応は生協に確認中。
    ・全学的に一斉で行うのか、2年生以上は4月からできるか。部局に任せるか。4月一週くらいには通知したい。
    ・全学教育の先生(50人程度)の居場所がない。建物の措置をどうするか決断しないといけない(プレハブ等)。仙台商業跡地の可能性。教員用の施設を急ぐ。
    ・図書館には研究個室10室、セミナー室もある。非常勤講師には使えるかも。開館時間内でしか使えないが協力できる。
    ・全学教育のスタートをどうするか発信することが重要。
  3. 職員の出勤状況
    ・自宅待機なし、困難者28人、外国人帰国者107(昨日)→144(本日)に増えた。外国本国の勧告がどうなのかが問題。在外公館に確認、再入国の障害になるような指示を主要国は出していない。個人の判断で日本に戻れる。国の意思が障害にはなっていない。イギリス確認中、ドイツ一時避難の姿勢・慎重に判断ということ。
    ・自宅被害者100人以上いる様子。確認を急ぐ。
  4. 施設
    ・文科省から事務連絡、具体は作成要領のとおり。被害が大きい7棟は設計事務所に依頼。11日まで被災度区分判定(SABCD)を行う。Dの判断は4月に文科省の調査団が来て判断、その後も少し時間がかかる。
    ・4月4日から施設部に応援部隊(技術職員)がくる。
  5. 財務関連
    ・法人支援課からの文書、第二弾の締切りを延期。次回は別途連絡。継続して調査。第1回目の精査が必要。
  6. 広報関係
    ・読売新聞取材依頼、ルポルタージュ予定。図書館の被災状況、理系の実験室、今後の復旧予定。関係部局に協力依頼する。
    ・飯島先生には研究に関するインタビューを予定している。
  7. その他
    ・5月連休明けに復興プラン、学生に、大まかなものを示す。数枚程度のプランニングが出せるように。復旧と更なる発展。授業スタートと復興をアピールしていく。

  8.   (以 上)
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