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去る12月3日の土曜日、看護師長・副看護師長140人ほどが一堂に会して「患者さん満足入門研修」を行った。医療は患者さんのためにあるという当たり前のことを管理者が良く認識し、やさしい医療と先進医療との調和をめざした東北大学病院の理念を具現化するためである。
東北大学病院は患者さんの診療と学生や医療従事者の教育・そして研究のどれをも大切にしている病院である。そのため職員は全力をあげてその意識をはかっている。人の命を大事に思い、命に対して最善の医療を提供したいとスキルアップに余念がない。看護者(看護師・助産師)も必要な知識・技術の習得のために仕事の後それぞれの部署での勉強会や院内の集合教育に参加し、さらに院外のさまざまな研修会・学会へと出かけている。
しかし、医療はサービス業である。最善の医療を行っていると医療者が考えていても患者さんの満足につながるとは限らず、求められているのは患者さんの満足につながる医療である。ハード面での整備も必要であるが、人の要因が大きい。わかりやすく丁寧に説明をした上で患者さんが納得し選択することができるような支援を行なってはいるが、日進月歩の医療と、様々な健康問題を持つ方とご家族への援助方法など課題は次々にでてくる。
保健学科に大学院が設置されると専門看護師の育成も始まるように聞いているが、当院には現在11人(平成18年には16人になる予定)の認定看護師が勤務している。専門性の高い看護実践と患者さんや看護者への指導教育、相談ができる看護師として日本看護協会から認定された看護師である。院内だけでなく地域に出て活躍している。他にもヘルスカウンセラー、精神福祉士、糖尿病療養指導士など専門的資格を取得する看護師が増えており、それぞれに活動している。
今後の課題は、患者さん中心の医療が行なわれるように、全職員のチームワークを一層強化することと考える。 皆さんは医療に満足なさっておりますか?
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