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図1 球の大円を周回する表面波のコリメートビーム 図2 水素ガスセンサ−の原理と構造 図3 直径1mmの水晶球による水素ガスセンサー
この新しいセンサ−により、従来は異なる方式のセンサーを組み合わせなければ測定できなかった濃度10ppmから100%までの水素を、はじめて単独で検出できる目途が立ちました(図3)。水素ガスの漏れや濃度を検知することで、燃料電池の実用化を支援する技術として注目され、科学技術振興調整費プロジェクトにおいて、異方性のある結晶球における表面波の挙動の解析と、精密な電極作製技術などの開発を進めています。
今回発見された現象は、弾性波に限らず理論的には光でも電磁波でも起こるはずなので、将来各種のセンサーや信号処理・制御デバイスに応用できると期待しています。
* 表面波:物体の表面に沿って伝わる波で、内部には入りません。地震波の場合は地球の表面を伝わってくる波です。 弾性体における表面波を弾性表面波と呼びます。
** これだけの説明では納得できない方もあると思います。まだ分かっていない面が多いのでさらなる研究が必要です。
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