基礎科学
2018年7月11日 第154回サイエンスカフェ
数学者は「数学にできるもの」を日々探している。芸人さんが日常に笑いを探すように。笑いのある日々と同じくらい、数学のある日常も、きっとよいもの。簡単な数学から大学レベルの数学まで、言われないと気づかないけれど、確かにそこにある数学を紹介していきます。
2018年7月11日 第154回サイエンスカフェ
数学小噺~日常に数学を~
講師:正井 秀俊 東北大学材料科学高等研究所 助教
プロフィール
筑波大学では工学部、東京工業大学大学院では情報科学研究科に所属。でも博士論文は数学。東京大学数理科学研究科で3年間の博士研究員を経て、2017年3月から東北大学材料科学高等研究所助教。
開催情報
開催日:2018年7月11日(水)18:00~19:45 ※開催曜日に注意してください
会場 : せんだいメディアテーク
概要
数学者は「数学にできるもの」を日々探している。芸人さんが日常に笑いを探すように。笑いのある日々と同じくらい、数学のある日常も、きっとよいもの。簡単な数学から大学レベルの数学まで、言われないと気づかないけれど、確かにそこにある数学を紹介していきます。
Q&A
Q. トポロジーを使ってどのようなことが可能になるのか。
A. トポロジーは"かたち"の「少々の変形をしても変わらない特徴」をとらえる考え方です。そのため、誤差を含んでいるデータの"かたち"や、様々な材料の"重なりあい"の特徴をとらえるといったことが最近できるようになってきています。ですが、講演でもお話しした通り、これらはもう、誰かが見つけたトポロジーの使い方、です。まだまだ色々なところでトポロジーはきっと見つかります。ぜひ、トポロジーのこれからにワクワクしてください。
当日の様子