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2013年2月22日 第89回サイエンスカフェ
2013年2月22日 第89回サイエンスカフェ
言葉がわかるコンピュータはどこまでできたか
~言葉の不思議と自然言語処理の最前線~
講師:乾 健太郎(いぬい けんたろう) 東北大学大学院情報科学研究科 教授
プロフィール
東北大学大学院情報科学研究科教授。専門は計算言語学、コミュニケーション科学。言語情報や知識の自動編集、それを支える自然言語処理技術の研究に従事。1990年東京工業大学工学部卒業、1995年同大学情報理工学研究科博士課程修了。同大学助手、九州工業大学助教授、奈良先端科学技術大学院大学助教授を経て、2010年より現職。言語処理学会理事。人工知能学会論文賞、COLING/ACL-2006 Best Asian NLP Paper Award、言語処理学会年次大会最優秀発表賞等、受賞。
開催情報
開催日:2013年2月22日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク
概要
私たち人間は言葉を使って意志を伝え、考えをまとめ、知識を記録します。人間と人間以外の動物を分けるのは、この言葉を使う能力です。ロボットの二足歩行を完璧にコントロールし、将棋ではプロ棋士に肩を並べるまでになったコンピュータは、SFの世界のようにいつか言葉を使いこなせるようになるでしょうか? 今回のカフェでは、どうすればコンピュータに言葉を「教える」ことができるか、という問いを通じて、言葉がわかるコンピュータの最前線を紹介し、言葉を使いこなす人の知能の不思議を考えます。
当日の様子