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2013年12月1日 第8回サイエンスカフェ・mini
開催報告(PDF 953KB)
数値シミュレーションの結果によると、管径が十数µmの直円管においては、赤血球と同じ直径の球体は管の中心付近を流れる赤血球よって壁面近傍へと押し出され、そのまま壁近傍を流れ続けることがわかっています。どのような血管の領域に対しも白血球が壁近傍を流れるかについてはより詳細な解析が必要ですので断定的なことは言えません。これについては私の研究テーマでもありますので、今後の研究成果を何らかの機会で皆様に発信できたらと思います。
2013年12月1日 第8回サイエンスカフェ・mini
ゆくマヨネーズの流れは絶えずして・・・ ~レオロジーの世界~
開催情報
開催日:2013年12月1日(日)14:00~15:40
会場 : 東北大学片平キャンパス北門会館2階 エスパス
ポスター(PDF 2.2MB)
概要
通常のサイエンスカフェと同様、10代から60代までの幅広い年齢層の方々に参加していただき、学生主催ならではのユニークな実験や自由なアイディアを紹 介するディスカッションを楽しんでもらえたと思います。中にはレオロジーの専門的な話をもっと知りたいという方もおり、我々スタッフによるレオロジー科学 についてのサイエンス・ナビゲートが上手く機能した一つの結果と受けとめております。そうしたお声は非常に励みになりました。
日曜日にもかかわらずミニカフェに参加するために会場に足を運んで下さった方々に心から感謝申し上げます。
医工学研究科医工学専攻 武石直樹(博士1年)
開催報告(PDF 953KB)
Q&A
白血球は本当に血管壁近傍を流れ続けているのか?
(「最先端のレオロジー研究の紹介」のセッションに関する質問)数値シミュレーションの結果によると、管径が十数µmの直円管においては、赤血球と同じ直径の球体は管の中心付近を流れる赤血球よって壁面近傍へと押し出され、そのまま壁近傍を流れ続けることがわかっています。どのような血管の領域に対しも白血球が壁近傍を流れるかについてはより詳細な解析が必要ですので断定的なことは言えません。これについては私の研究テーマでもありますので、今後の研究成果を何らかの機会で皆様に発信できたらと思います。
当日の様子