2016年10月1日 東北大学サイエンスカフェスペシャル
東北大学百周年記念会館第15回公共建築賞受賞記念
「音響学と音楽のひととき」
講師:鈴木 陽一 東北大学電気通信研究所 教授
プロフィール
1981年東北大学工学研究科博士課程修了(工学博士)。東北大学大型計算センター助教授などを経て1999年から東北大学電気通信研究所教授、大学院情報科学研究科兼務。3次元音空間知覚や音の大きさの感覚(ラウドネス)等の聴覚情報処理過程と 多感覚情報処理過程、ディジタル補聴器、3次元聴覚ディスプレイなどの研究に従事。2005-07年日本音響学会会長。現在、日本バーチャルリアリティ学会理事。同学会及び電子情報通信学会、米国音響学会フェロー。著書に、音のなんでも小事典(講談社ブルーバックス)、音響学入門(コロナ社)など。
開催情報
開催日:2016年10月1日(土)10:30~12:00
会場 : 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
協力:せんくら事務局(仙台市市民文化事業団内)
チラシ(PDF 0.3 MB)
概要
仙台にクラシック音楽が満ちる「せんくら」の週末、地下鉄東西線国際センター駅そばの「東北大学川内萩ホール」で、音楽ホールの形と音がどのように関係するか科学し、ホールの中のいろいろな場所で音の響きの違いを聴き比べていただきます。
第1部 講演 「ホールの形と音の響き」 鈴木陽一 教授
第2部 ミニコンサート
演奏中に席を移動して音の響きの違いを体験していただきます。
出演:弦楽合奏団 ゲッゲロゾリステン
第3部 Q&Aカフェ ♪コーヒーを片手に気軽に質問してみよう♪
※当日10:00より萩ホール入口受付にて第3部「Q&Aカフェ」の参加整理券を先着100名様へ配布いたします。
※今回の企画では、演奏中に席を移動してホールのいろいろな場所で音の響きの違いを聞き比べしますので、動きやすく、なるべく靴音のしない靴でお越しください。
出演者紹介 :ゲッゲロゾリステン
仙台市を中心に活動している弦楽合奏団。バロック・古典派音楽から映画音楽、
ポップス、童謡、アニメソング等まで、幅広い音楽を演奏している。仙台市青葉区のカトリック元寺小路教会で活動していた「教会音楽アンサンブル」が前身。
1991年の同教会の建て替えを機に、弦楽器メンバーで結成。幼稚園、保育園、小学校、児童館、市民センター、老人ホームなど赤ちゃんから大人の方々まで楽し
める音楽の出前コンサートを中心に活動,その数300回を超える。2010年度には、地域に密着したクラシック普及活動に贈られる「志鳥音楽賞」(クラシック
音楽興隆会主催)を受賞。
当日の様子