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2008年3月21日 第32回サイエンスカフェ
2008年3月21日 第32回サイエンスカフェ
そこまで来ている新しいエネルギー ~燃料電池のしくみ~
講師:佐多 教子 東北大学大学院工学研究科 准教授
プロフィール
佐多准教授は、イオン導電性セラミクス材料の研究が専門です。特に燃料電池などに用いられる固体電解質材料の薄膜・多層膜化による研究を中心に,燃料電池の高性能化を目指した研究を進めています。2000年には、2年間客員研究員を務めたドイツのマックスプランク固体研究所で行った、フッ化物イオン導電体多層膜の研究成果を共同研究者であるMaier教授と共にNature誌に発表し、固体電解質材料を扱うイオニクスの分野で注目を集めました。
開催情報
開催日:2008年3月21日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク
概要
地球環境・エネルギー資源の問題への関心が高まる中、新エネルギーの一つとして燃料電池の研究・開発が進められています。将来、携帯電話や自動車、家庭用の発電システムなど、私たちの身近なところで使われるようになると期待されている燃料電池ですが、実際どのようなしくみで発電するのでしょうか?燃料電池が普及すると私たちの暮らしも変わるのでしょうか?今回は、近い将来私たちの身の回りで活躍するかもしれない燃料電池について考えてみたいと思います。