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アラキドン酸が神経新生促進と精神疾患予防に役立つ可能性を発見

東北大学大学院医学系研究科の大隅 典子 教授らは、多価不飽和脂肪酸の一種であるアラキドン酸が神経新生を促進し、ラットにおいて精神疾患様行動を改善する効果があることを発見しました。本成果は、JST基礎研究事業CRESTや、文部科学省グローバルCOEプログラムなどの支援を受けて得られました。

統合失調症などの精神疾患の患者では、周囲の不必要な雑音などが意識に上らないようにシャットアウトする感覚フィルター機能が弱まる症状が見られます。この感覚フィルター機能は、驚愕音への反応を弱めるプレパルス抑制(prepulse inhibition:PPI)という生理学的な検査で評価することができます。

 

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