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井上 明久東北大学総長が米国物理学会「マックグラディ新材料賞」受賞

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材料物理学に優れた業績を挙げた研究者に授与される米国物理学会「マックグラディ新材料賞」の2009年の受賞者に、井上明久総長が選ばれました。受賞理由は「徐冷却によるバルク金属ガラス作製法の開発」で、カリフォルニア工科大学のウィリアム・L・ジョンソン教授との共同受賞です。

井上総長は、独自の理論で設計した合金では通常の冷却法を用いても、一般的な金属に比べ強くてしなやかな非晶質のバルク金属ガラスができる事を発見しました。この成果は精密機械部品、投射材、スポーツ用具材及び電磁気部品などに実用化され、より幅広い応用が期待されています。

授賞式は、3月16日米国ペンシルバニア州ピッツバーグ市で行われ、賞状が贈呈されました。同賞は、1975年に創設され多くのノーベル賞受賞者をだしており、日本人ではノーベル物理学賞の江崎玲於奈氏(85年)、カーボンナノチューブを発見した東北大出身で名城大教授の飯島澄男氏(02年)らが受賞しています。

 

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