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新型インフルエンザ対策【第5報】2009.7.2

1 休講措置について

本学において新型インフルエンザA(H1N1)の発症者が確認された場合或いは仙台市内で感染患者が確認され、仙台市又は宮城県からの休校等の要請があった場合は一律休講としないで、個人で行う対策を確実に実行しながら以下の対応を検討し、実施することを決定した。

1)感染患者の重症度等に応じて、①感染患者が確認された地区(片平・川内・青葉山・星陵・雨宮等)、②感染患者が確認された部局、③感染患者が確認されたクラス(以下「感染患者が確認された地区等」という。)に通学する学部学生・大学院生等の授業に関して、①~③に応じた区分毎に休講とする。学外で実施される授業についても同様とする。

2)感染患者が確認された地区等の学部学生等・大学院生等が実施する、あるいは参加する、上記授業以外のセミナー・カンファレンス等の集団を形成する活動を禁止する。

3)課外活動の全てを禁止する。(対外試合を含む)

4)感染患者が確認された地区等機能に必要な業務及び、各研究室における研究活動(集団行動を伴わないものに限る)については、通常通りの運営を行う。

5)感染患者が確認された地区等の学部学生・大学院生等が参加する学外で行われる学会等に関しては、学会主催者の判断と指示に従って行動すること。参加する場合は、感染予防とまん延の防止に留意して行動すること。

6)感染患者が確認された地区等において行われる講演会等の集団活動は、中止・延期する。なお主催者が本学でない場合は、これを中止・延期するよう要請する。

7)感染患者が確認された地区等の学生食堂、職員食堂については同期間の営業自粛を要請する。

8)当面は、不要不急の外出を自粛し、咳エチケット、うがい、手洗い、マスク等の感染予防策を励行すること。

9)本行動指針は、今後の感染の広がりや国、県、市等の行政機関からの要請等に伴い、措置の程度や期間を適宜見直す可能性があるため、これまでと同様に東北大学ホームページを参照し、常に最新の情報に注意すること。

10)学生・職員への休講、臨時休業等の情報提供のため連絡網について再確認をお願いする。

11)国内感染が拡大していることから1週間程度の食料等の備蓄を推奨する。

2 今後の体制について

秋口から冬期間に大流行する可能性があるため、対策を強化する意味で以下のことを実施することを決定した。

1)保健管理センターを中心とする相談・対応体制等の充実を図る。

2)夜間相談件数が少なかったこと及び今後の対応は季節性インフルエンザと同じ対応レベルで良いことを想定して、夜間・休日の相談窓口を青葉保健所等に移行する。 なお、夜間・休日に保健所に相談をした者は、翌日以降の勤務時間内に必ず保健管理センターに報告することを義務付ける。

3)当面の間は海外や国内感染地域への渡航禁止・自粛措置や帰国者の自宅待機は行わない。しかし、引続き、感染が確認されている国からの帰国(入国)者については、7日間の厳重な健康チェックを義務付け、部局長に報告する。また、人混みを避ける、マスク着用、手洗い、咳きエチケットなどの予防対策を徹底する。

4)新型インフルエンザA(H1N1)が強毒性に変異するなどした場合は、その対策を改めて新型インフルエンザ危機対策本部で検討する。

3 その他

1)国内の大流行が懸念されるため各部局において感染防止の観点から,引続き消毒用アルコールの設置を勧告する。また,不特定多数の者に濃厚接触する教職員用に高いろ過率のマスクの備蓄を要請する。

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