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金属極細線の自己完了的ジュール熱溶接手法の開発に成功 ~次世代機能性デバイスの創製に弾み~

東北大学大学院工学研究科の燈明 泰成 准教授の研究グループは、直径1ミクロン以下の金属極細線同士の接触部に電流を付与して発生するジュール熱により、接触部を溶融、凝固し、細線同士を自己完了的に溶接する新しい手法の開発に成功しました。また、一定電流の付与下で自発的に溶接過程が進行する溶接条件を規定するパラメータを提案、実証することで、当該溶接手法の適用範囲を大幅に拡張することに成功しました。

本研究成果は、米国物理学会Physical Review B誌の2009年10月2日オンライン版で公開されました。

 

なお本成果は、科学研究費補助金 若手研究(A)21686012(研究代表者:燈明泰成)、および基盤研究(S)18106003(代表研究者:坂真澄)によって得られました。

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