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高分子と無機ナノ粒子との融合による相反機能材料の創製 ~超ハイブリッド材料開発~

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(兼 多元物質科学研究所、未来科学技術共同研究センター)の阿尻雅文教授をプロジェクトリーダーとするNEDO ナショナルプロジェクト(「超ハイブリッド材料開発」)チームは、高分子と無機ナノ粒子間の界面制御を分子・ナノレベルで行う手法を開発し、高分子の成型・加工性と無機材料の高屈折率や高熱伝導性の相反する機能を同時に発現させることに成功した。

プロジェクトに参画している企業10社では、さらに、超臨界合成プロセスのスケールアップ技術開発を進めるとともに、高熱伝導フィルム材料、高屈折率材料の実用化開発段階に入っている。本技術は、ハイブリッド材料を合成する上での新たな産業基盤技術とも考えられ、上記の材料に限らず、フレキシブルな反射防止膜、高加工性レンズ材料、LED封し材、光記憶材料等、広い分野への応用が期待される。

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