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失明者に光を取り戻す (視覚機能再建のための遺伝子治療)

東北大学国際高等研究教育機構国際高等融合領域研究所、富田浩史准教授、菅野江里子特別研究員らの研究グループは、緑藻の遺伝子(チャネルロドプシン-2:ChR2)を生まれながらに持つ遺伝子改変ラットを作製することによって、ChR2によって得られる視覚特性を明らかにすることに成功しました。ChR2によって作られる視覚が正常な視覚機能と同等であることが示され、ChR2を用いた遺伝子治療が失明者の視覚を回復させる治療法となることが期待されます。この研究成果は、11月4日(米国東部時間)に、医学を含む科学分野全般に高く評価されている米国のオンライン学術誌Public Library of Science (PLoS) ONEに掲載されます。

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