2010年 | 受賞・成果等
埼玉古墳群奥の山古墳の地中レーダー探査結果について
東北大学と埼玉県立さきたま史跡の博物館は、埼玉古墳群の保存整備に伴い、昨年3月、奥の山古墳の発掘調査と並行して、古墳の内部構造を科学的に解明するため、墳丘の地中レーダー探査を実施しました。実験データの分析と検討の結果、墳丘頂上部分から深さ約3mまでの地点に箱式石棺か木棺の可能性があり、古墳の時期や物体の規模などから箱式石棺と呼ばれる石組の埋葬施設ではないかと考えられる構造を発見しました。
東北大学と埼玉県立さきたま史跡の博物館は、埼玉古墳群の保存整備に伴い、昨年3月、奥の山古墳の発掘調査と並行して、古墳の内部構造を科学的に解明するため、墳丘の地中レーダー探査を実施しました。実験データの分析と検討の結果、墳丘頂上部分から深さ約3mまでの地点に箱式石棺か木棺の可能性があり、古墳の時期や物体の規模などから箱式石棺と呼ばれる石組の埋葬施設ではないかと考えられる構造を発見しました。