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無動力原子炉冷却システムの提案

 東北大学流体科学研究所の圓山重直教授は、原子炉が外部電源喪失時で、外部動力がない状態でも自動的に原子炉を冷却し、かつ10年以上その冷却を続けて自動的に停止するシステムを提案しました。  

 このシステムは、耐震構造の空冷冷却塔と原子炉の崩壊熱で発電とポンプ動力を生み出す蒸気タービン等で構成されています。原子炉の停止時間が長くなりタービンが動かなくなってもサーモサイフォンを用いた炉心冷却が続けられます。また、既存の原子炉にも取り付けることが可能であり、今後、原子炉の多重安全性を確保する上で必要不可欠な装置となる可能性もあります。

 

詳細(プレスリリース本文)PDF

 

 

(お問い合わせ先)

 <研究に関すること>

  東北大学 流体科学研究所 教授

  圓山 重直(マルヤマ シゲナオ)

  Tel:022-217-5243

  e-mail: maruyama*ifs.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください。)

 

 <技術移転・特許に関すること>

  株式会社東北テクノアーチ 技術移転マネージャー

  石山晃(イシヤマ アキラ)

  Tel : 022-222-3049

  e-mail: ishiyama*t-technoarch.co.jp (*を@に置き換えてください。)

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