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防災・日本再生シンポジウム 2011 年東北地方太平洋沖地震はどのような地震だったのか?-これまでにわかったこと、これからの課題-

 東日本大震災によって2万人もの方々が亡くなられたり、行方不明となられており、地震から半年以上が経過した現在も7万人以上の方々が避難生活を余儀なくされています。亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。

  東日本大震災を引き起こしたマグニチュード9.0 の2011 年東北地方太平洋沖地震を事前に予測できなかったことは、地震の発生予測を通じて地震災害の軽減を目指している私たち地震学者にとって痛恨の極みであり、自分たちの無力さを痛感しております。一方で、地質学の最近の研究では、過去に貞観地震等の巨大地震が発生したという成果が出されており、地震発生予測の見直しが検討されはじめていました。

 将来、二度とこのような悲しい思いを繰り返さないために、今、私たちが成すべきことは、今回の地震がどのようにして起こり、なぜそれを事前に予測できなかったのか、今後なにを研究するのか、を明らかにすることです。これらのことを常に念頭に置きながら、地震発生から約半年間を研究に努力してまいりました。

 本シンポジウムでは、私たちのこれまでの研究で明らかになってきたことについて、被災された方々をはじめ市民の皆様にわかりやすくお伝えすることを目指しております。

 

 

 詳細(プレスリリース本文)PDF

 

 

【お問い合わせ先】

[シンポジウムについて]

東北大学地震・噴火予知研究観測センター センター長  

海野 徳仁 教授 電話 022-795-3915  e-mail  umino*aob.gp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

 

[参加申込みについて]

理学研究科教育研究支援部アウトリーチ支援室(担当 久利)  

電話 022-795-6707  e-mail outreach*mail.sci.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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