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免疫・感染症疾患の新たな制御法開発の可能性

 東北大学災害科学国際研究所災害医学研究部門災害感染症学分野の服部俊夫教授らの研究グループは、Gal-9というタンパク質を持つ新しい免疫・炎症調節細胞(ThGal-9)を発見し、その細胞を刺激することにより免疫応答を調節する細胞群(Treg細胞やTh17細胞)を制御できることを示しました。さらにThGal-9細胞はGal-9とともに免疫応答を抑える効果を持つIL-10タンパク質を産生することもわかりました。これらのことからGal-9の投与により免疫・感染症疾患を制御できる可能性を提唱しました(Cell Surface Galectin-9 Expressing Th Cells Regulate Th17 and Foxp3+ Treg Development by Galectin-9 Secretion. Plos One, 日本時間11月8日オンライン発行)図1)本研究は香川大学の平島光臣名誉教授、仁木敏朗助教との共同研究により行われました。

 

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[問い合わせ先]
東北大学災害科学国際研究所災害医学研究部門 災害感染症学分野
教授 服部 俊夫
電話番号:022-717-8220
Eメール:hattori*irides.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(報道担当)
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
長神 風二(ながみ ふうじ)
電話番号:022-717-7908
ファックス:022-717-8187
Eメール:f-nagami*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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