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根粒菌による温室効果ガスの削減(生物による初めてのN2O発生削減)

 東北大学大学院生命科学研究科の南澤 究教授(地圏共生遺伝生態分野)は、農業環境技術研究所の秋山博子主任研究員、早津雅仁上席研究員との共同研究で、一酸化二窒素(N2O)還元酵素活性を強化したダイズ根粒菌を進化加速によって作出し、温暖化ガスとオゾン層破壊ガスであるN2Oの土壌からの発生を抑制できることを実験室と野外圃場の両方で証明しました。
 この結果は、現在有効なN2O発生削減策がない中で、共生微生物を利用した初めての生物学的N2O発生削減法として注目されています。本研究成果は、英国科学誌「Nature Climate Change」に受理され、2012年11月11日発行のオンライン版に発表されます。

 

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(お問い合わせ先)
東北大学大学院生命科学研究科
担当:南澤 究、板倉 学
電話番号:022-217-5684, 022-217-5687
E-mail : kiwamu*ige.tohoku.ac.jp (* を@に置き換えて下さい)
 

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